いけばなの歴史

市民講座の決定版といえば、いけばなですよね。

昔から習い事の基本として、花嫁修業などでも重要視された習い事の一つです。

いけばなができるというと、なにか背筋をのばして堂々と世間を渡って行ける様な、日本人であることを誇れるような気持ちになるものです。

いけばなの基本は『天、地、人』 『真、副、体』 『用、留、体』と呼び名は流派によって様々ですが、三点を中心に美しい形を追求するという点においては、流派を超えて共通です。

いけばなのルーツは室町時代に、武家の書院造りという建築様式が確立され、その床の間の飾りとして、最初のいけばなが誕生したと言われています。

いけばなの歴史は、「床の間」の歴史であるとも言われています。

「床の間」という座敷を飾る空間ができ、掛け軸や香炉など置き方が確立されていき、いけばなも床の間を飾る美術品等と同様に考えられていました。

江戸時代になると、「数寄屋造り」が生まれ、書院造りの頃の大座敷の豪華ないけばなは影をひそめ、小さな床の間に日常的で自由な花が生けられるようになりました。

いけばなは住宅事情に伴い変化し、広がりをみせるようになりました。